原論 はらさとし

元 労働基準監督官/社会保険労務士/一般建築物石綿含有建材調査者/労務安全衛生アドバイザー/医療労務コンサルタント
プロフィール
原労務安全衛生管理コンサルタント事務所 代表。社会保険労務士。
労働基準監督官として19年間、首都圏の労働基準監督署や労働局に勤務。賃金不払いや労災事故、労災かくしなどの事案で多数の送検を行う。
現在は、社会保険労務士としての手続き業務は行わず、企業の参謀役として労務管理や安全衛生管理に関するアドバイスを提供。一方で、労務管理やブラック企業対策に関する研修・セミナーの講師としても幅広く活動している。
一般的な労務管理にとどまらず、自動車運転者の改善基準、雇用管理における個人情報保護、労災補償、安全衛生管理など、幅広い労働問題を横断的に解決することを得意としている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1968年 熊本県牛深市(現・天草市)に生まれる。小学校入学前まで熊本県玉名市、その後は熊本市(現・北区)で育つ。
1981年3月 熊本市立武蔵中学校 卒業
1987年3月 熊本マリスト学園高等学校 卒業
1992年3月 国立千葉大学法経学部法学科 卒業
1992年4月 労働基準監督官として労働省入省(監督官第27期)
神奈川労働基準局 横須賀労働基準監督署 第1課、藤沢労働基準監督署 第1課に勤務
1995年4月 埼玉労働基準局 川口労働基準監督署 第1方面監督課 監督係
1999年4月 東京労働基準局 品川労働基準監督署 第1方面
2001年4月 神奈川労働局 厚木労働基準監督署 労災課
以降、以下の役職を歴任
・横浜西労働基準監督署 第1課
・横須賀労働基準監督署 第1課 衛生専門官
・川崎南労働基準監督署 第1方面 副主任監督官
・神奈川労働局 総務部企画室 情報管理専門官
・厚木労働基準監督署 第3方面 主任監督官
2011年3月 ライフワークバランスの確保が困難であったことから厚生労働省を辞職(単身赴任状態の解消などのため)
2011年4月~2012年3月 福岡労働局雇用均等室 非常勤「育児・介護休業トラブル防止指導員」任用
2012年4月 原労務安全衛生管理コンサルタント事務所を開設。セミナー講師や企業顧問として活動を開始
2012年12月 社会保険労務士登録
※行政経験19年のため行政書士登録資格あり(登録は未実施)
2021年6月 建築物石綿含有建材調査者講習(一般)修了
主な講演テーマ
労務管理、安全衛生管理の相談
安全パトロールの実施
安全衛生委員会参加(オブザーバー)
会議での講話
安全衛生特別教育の実施
労災事故の相談
豊富な行政経験と実務知識を活かし、企業の労務管理・安全衛生管理を多角的にサポートしています。労基署での指導経験に基づき、現場に即した実践的な助言と対応力が強みです。
◆ 労務管理・安全衛生管理の相談
制度整備から日常的な労務トラブルまで、的確なアドバイスを提供します。
◆ 安全パトロールの実施
現場を実際に確認し、労災防止に向けた具体的な改善提案を行います。
◆ 安全衛生委員会への参加(オブザーバー)
第三者の立場から会議に参加し、法令遵守・実効性のある運営を支援します。
◆ 会議での講話
労務管理や安全衛生に関する最新情報をわかりやすく解説し、社員の意識向上を図ります。
◆ 安全衛生特別教育の実施
法令に基づいた教育を実施し、現場の安全意識とスキルを高めます。
◆ 労災事故の相談
発生時の対応や再発防止策をサポートし、企業と従業員双方にとって安心できる職場環境づくりを支援します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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労基署は見ている。
電通や三菱電機の事件が大きく報じられたことで、労働基準監督署は一躍脚光を浴びました。けれども「自分の会社には関係ない」と思っていませんか? 実は、あなたの会社もそのままでは送検され、ブラック企業と呼ばれてしまう危険があります。
本書では、19年間にわたり労働基準監督官として現場に携わった著者が、普段はベールに包まれている労基署と監督官の実態を赤裸々に紹介。予告なしの臨検、存在する「問題企業リスト」、ノルマのように課せられる年間件数――知られざるリアルが次々と明かされます。
「労基署は何を見ているのか?」「会社はどう備えるべきか?」――笑えない実体験を交えながら解説し、ブラック企業と呼ばれないためのヒントを提示する一冊です。

社長、その労務管理はダメです
在宅ワーク、副業、パワハラ――働き方改革とコロナ禍によって、労務管理のあり方は大きく変わりました。経営者、管理職、人事担当者にとって「知らなかった」では済まされない落とし穴が、至るところに潜んでいます。
本書では、元労働基準監督官と社会保険労務士法人のプロが、最新の実務知識と現場経験をもとに「労務管理のツボ」を徹底解説。労基署の実態から、やってはいけない違反事例、流行の施策の正しい取り入れ方、そして従業員満足度の高い会社づくりのヒントまでを具体的に紹介します。
健全で成長し続ける会社をつくるために、今すぐ実践できる知識とノウハウを凝縮した、まさに必読の一冊です。
書籍
- 労基署は見ている。(日本経済新聞出版社)
- 社長、その労務管理はダメです(共著・WAC 出版)
執筆
- 日本法令
- 労働新聞社
- 産労総合研究所
- 第一法規
- ダイヤモンド社
- 他
取材(記事掲載)
- NHK「クローズアップ現代」
- 東京新聞
- 朝日新聞
- 毎日新聞
- 共同通信社
- 西日本新聞
- 日経 BP
- 弁護士ドットコム
- ダイヤモンド社
- 他
講演実績
- 全国労働基準関係団体連合会(技能実習生関連講習)
- 建設業労働災害防止協会福岡県支部 (石綿建材調査者講習)
- 勤次郎
- KING OF TIME
- 他
この講師のおすすめポイント
原論さんは、19年間にわたり労働基準監督官として首都圏の労基署や労働局に勤務し、労災事故や賃金不払いなど数多くの事案に対応してきた労務管理・安全衛生の専門家です。現在は社会保険労務士・労務安全衛生アドバイザーとして独立し、企業顧問やセミナー講師として活動。法令知識と現場経験を融合させ、労務トラブル予防から労災防止、働きやすい職場づくりまで幅広い支援を行っています。
◆ 19年の行政経験に基づく圧倒的な実務知識
労基署での豊富な監督・送検経験を活かし、法令遵守を徹底した実践的なアドバイスを提供します。
◆ 現場に即した安全衛生改善
安全パトロールや委員会参加を通じて、机上の理論ではなく“すぐに活かせる改善策”を提案できます。
◆ 労災・労務トラブル対応の専門家
労災事故や労務トラブルの発生時に迅速かつ適切な対応を示し、企業と従業員双方に安心をもたらします。
◆ 働き方改革・ライフワークバランスに強い視点
自らが厚労省を辞して新しい働き方を選んだ経験から、現実的で持続可能な働き方改革のヒントを伝えます。
◆ 教育・研修のわかりやすさと実効性
最新の法改正や事例を取り入れた講話や特別教育により、社員一人ひとりの意識と行動を確実に変えます。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。